屋根塗装を行ううえで、できるだけトラブルは避けたいものですよね。
業者とのトラブルはもちろん、近隣の住宅などに迷惑をかけてしまいトラブルになることも。
これからも長く生活していく場所ですし、できるだけ余計なトラブルは起こしたくありません。
屋根塗装にありがちなトラブルや、防ぐための対策について紹介していきたいと思います。
目次
屋根塗装に起こりがちなトラブルは
屋根塗装でどんなトラブルが起こりがちなのか、防ぐための対策とともに紹介します。
塗替え1年以内にサビが出てきた
塗替えしてしばらく経過すればサビが出てくるのは珍しいことではありません。
でも1年以内となると、あまりに早すぎます。
サビがあると、見た目も悪くなってしまいますよね。
この原因として屋根塗装をする前に、下地処理を十分に行っていないことが原因となっています。
なかでも鉄の部分は、塗料の密着性を高めるために下地調整材として「ケレン」を使っています。
でもこのケレンを使わずにしあげてしまう業者がおり
たった1年の間にサビが生えてきてしまう結果になるのです。
対策
依頼した業者に塗り直しをお願いしてみます。
プロであれば1年でサビが出てくるなんておかしいことは十分にわかっているはずです。
あくまでもミスの可能性が高いので、以前塗装してもらった業者に
再度連絡を取るほうが懸命です。
別の業者になるとすべてが自己負担となってしまい、また高額なお金がかかります。
塗装した面が剥がれてきてしまった
こちらも塗装して1年以内に塗装の表面が剥がれてしまうトラブルです。
本来ならおまかせしているのでありえないことなのですが
使用していた塗料の下地との相性が悪いものを使っている場合や
高圧洗浄がしっかりとできていない、下塗材の量が少ないため
密着性が弱いなど、こちらも工事の途中で作業を省略してしまっている可能性があります。
塗装が剥がれれば屋根はさまざまなリスクが出てきてしまいます。
対策
業者の人に依頼するときに、作業工程ごとの写真を撮影してもらい
証拠として残しておきます。
塗装に関しては完成してすぐに判断できないことも多く、後々の問題となって出てきます。
そこから補修をお願いしても業者のなかには対応してくれないケースもあります。
そのため写真として証拠を残しておくことで、後で不具合が出てきたときに指摘でき
余計なトラブルを防ぐことにもなります。
高圧洗浄の水が室内に侵入してしまう
塗装前の高圧洗浄の洗浄液が家のなかに侵入してしまうトラブルもあります。
例えば家側のほうが高圧洗浄の日を知っていたのに窓やドアを
閉めていなかった場合は、どうにもなりません。
鍵まで締めなくてもいいのではと思うかもしれませんが
水圧によって多少の隙間が空くだけでも水が入ってしまうこともあります。
塗装側のミスとして、すべての圧力を気に津でやっているために
室内に侵入してしまうことも考えられます。
例えば、クラックが大きな部分に圧力を強めにかけてしまうと
室内に水が入ることも十分に考えられます。
水圧の調整は業者の仕事のようなものですし
水が侵入してしまった場合は必ず確認するようにしてくださいね。
対策
水が入っていることに気づいたら、すぐに作業をやめてもらい
その原因をはっきりとさせます。
高圧洗浄の圧力が強すぎて侵入している場合もありますので
そのまま続けていては、水がどんどん入ってしまい室内がひどい状態になってしまいます。
家側の問題であれば、高圧洗浄の日取りを確認しておき
家族に共有するなどの工夫も必要です。
近隣とのトラブルは本当に多い
屋根塗装に限らず、近隣とのトラブルはとにかく多く誰もが巻き込まれる可能性があります。
例えば、足場の組み立てや解体の音が大きすぎる
高圧洗浄の水の音や塗料の匂いなどの仕方がない問題もあります。
他にも職人さんの停めている車が邪魔になっているケースや
私語やたばこなどを不快に思いトラブルになることもあります。
どうしても作業上の問題は仕方がない部分もあり
日中に行うなどのできる範囲で対策しているはずです。
対策
近隣とのトラブルに関しては、十分に気を付け塗装の前に挨拶に伺います。
どんなに気を付けていてもトラブルが起きてしまったときは
真摯に謝罪をすることでしっかりと向き合っていきましょう。
クレームがあったことを塗装業者に伝え、謝罪してもらうことも必要です。
私語やたばこなどの問題は最低限守るべきマナーになりますので
見つけたときはすぐに業者に伝えて対応してもらいます。
まとめ
屋根塗装においてできるだけトラブルを起こしたくないものですよね。
でもどんなに気を付けていてもどうしても…なんてこともあります。
そのときに、どんな対応をするのかによっても変わりますし
周囲の人にこれ以上迷惑をかけないことも考えていかなくてはいけません。
屋根塗装の前はしっかりと顔を見て挨拶しておきましょう。
コメント