屋根塗装で業者の詐欺にひっかからないために。専門的な知識を身につけよう

屋根塗装を行ううえで、一番気をつけなくてはいけないのが悪質な「詐欺業者」です。
屋根塗装なんて頻繁に依頼するものではないので、知らないこともたくさんあります。
そんな依頼者の弱みにつけ込んで、詐欺を仕掛けてくる業者も残念ながら存在します。
屋根塗装ではどんな詐欺が考えられるのでしょうか。事前に把握しておくことで
詐欺被害を防ぐことにもつながるはずですよ。

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屋根塗装で多い詐欺業者とは

屋根塗装に限らず外壁塗装も含めると、詐欺に関する相談件数は年々増加していると言われています。
屋根塗装の市場が大きくなるに連れて増えている結果も出ており、決して他人事ではありません。

依頼する前に本当に信頼できる業者なのか、見極める必要があります。
なかでも外壁や屋根は特に詐欺が多く、毎年2万件以上もの相談があるそうです。
塗装してもらってすぐなのに、雨漏りや剥がれてしまった、塗料の本来の効果が発揮されていない
縁切りができていないなど、専門的な知識を持っていないとどうにもならないことばかりです。

本来、塗料ごとに決められた耐用年数があります。
高価な塗料ほど耐用年数が長く設定されています。
お住まいの環境によっても違いますが15年維持できる塗料なのに
たった1年で剥がれてしまうのはおかしな話ですよね。

業者のなかには、作業が終わり決済してしまうとこういった
修復作業に対応してくれないこともあります。
剥がれなどは時間の経過とともに出てくるものなので、工事をしてすぐにはわかりません。
そのため、結果的に依頼者が泣き寝入りをすることになってしまうのです。

屋根塗装で多い詐欺被害にはどんなものがあるの?

屋根塗装の見積もり

屋根塗装において詐欺被害の多さは増加傾向にあります。
自分が詐欺にあわないためにも、どんな内容のものが多いのかを知っておくことも大切です。
知らないと防ぎようがないですし、対策も遅れてしまいます。
詐欺被害の内容を紹介します。

見積書の内容が適当過ぎる

詐欺業者に多く見られるのが、本来重要な役割を担っているはずの見積書を
いいかげんに書いてごまかすケースです。
どんなに事務所で話をしたとしても、見積書の内容がすべてになります。
そのため、ここで「一式」などのまとめた書き方をする業者は信用できません。
どの作業にどのぐらいの費用がかかるのか、また材料にはいくらかかっているのかなど
詳細に書き記してくれる業者を選ぶようにしましょう。

例えば、作業後になって「この工程は見積書に含んでいないので、追加料金をいただきます」と
言われたところで、詳細が記載されていないのでわかりませんよね。
個人の塗装業者などでも見られるのですが、わからない点があればその場で
確認してうやむやにならないようにしてください。
詳細を聴いて濁すような業者は利用しないほうが懸命です。
依頼者の事を考えたら詳細に記載されているほうがいいに決まっていますよね。

訪問営業で即決を迫られる

自宅に「屋根の塗装をしませんか」と訪問販売をしてくるような業者は信頼できません。
そういった業者は会社を構えていないケースも多く、個人で塗装をしている場合もあります。
訪問営業でも安心できる業者もいますが、一握りとおぼえておきましょう。

訪問営業で自宅に来たときは、本社があるのかHPがあるのかを確認します。
また、「今すぐ決めると5万円割引します」など即決を迫ってくることも多いのですが
業者で即決しても良いことはありません。
むしろ割引分、もともと上乗せさせている可能性だってあります。
訪問営業はもちろん、即決を迫ってくる塗装業者は絶対に選ばないようにしてください。

今すぐ決めてくださいと言われても「家族に聴いてみないとわからないので」と断れば
それ以上は言えなくなってしまうはずです。
訪問営業はリスクがたくさんあります。

自社の塗料を勧めてくる

屋根塗装などで多いのですが、自社開発の塗料を勧めてくることもあります。
大手の会社ならまだしも、小さな規模の会社で自社開発の塗料では
ほとんどが市販品のほうが効果も高いケースがほとんどです。
それを知っていて利益のために、自社の塗料を勧めてきます。
安易に興味を持ってしまうと「押せばいけるかも」と判断されてしまいます。
自社塗料を頻繁に勧めてくるような業者は信頼しないほうが懸命です。

また、相場よりも割高な金額をあえて伝えてくることもあります。
素人にはわからないだろうと相場よりも上乗せした金額で見積もりを出し
当たり前のように契約してしまいます。
複数の業者で見積もりを取るべきなのはこれが理由です。

まとめ

屋根塗装の詐欺彼岸は、残念ながら年々増えています。
本来であれば減ってほしいところなのですが、専門的な知識を必要とすることもあり
知らずに契約してしまうケースも多いのです。
屋根塗装の業者を選ぶときに「本当に信頼できるか」を考え検討したうえで
決めるようにしてください。
焦って決めてもいいことはありません。

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