屋根塗装でおすすめの塗料とは?目的別に紹介

屋根塗装の工事を行うときに、どんな「塗料」を使ったら良いのか迷うこともあると思います。
そもそも塗料に何を求めるのか、目的によっても選び方は変わってきます。
屋根塗装でおすすめの塗料にはどんなものがあるのか、目的別に紹介します。
屋根塗装の選び方で迷っている人は、参考にしてみてくださいね。

埼玉の足場業者

屋根塗装の塗料は下塗りと上塗りがある

屋根塗装の塗料といっても本当にたくさんの種類があります。
そのため何を基準に選べばいいのか戸惑う人も少なくないはずです。
まず大きく分けて、塗料には「下塗り」と「上塗り」の2種類が存在します。

下塗りとは

下塗りは、上塗りとの接着を強くして、錆止めなどの効果が期待できます。
もともとの色を隠して上塗りの仕上がりをきれいにする目的があります。
塗装の耐久性を重視するのであれば下塗りは特に重要になります。
業者によって下塗りを1回で終わらせるところもあれば、複数にわけて行うこともあります。

上塗りとは

次に上塗りですが、屋根の美観を保ち、サビや水などの外気から守ります。
遮熱効果も期待できるので建物の快適性を高めるうえでも重要な役割を担っています。
屋根塗装の塗料については下塗りと上塗りとの相性によっても違いますし、
それぞれの役割があることを考えると慎重に選ぶ必要があります。

なかでも下塗りをしっかりと行わないと剥がれる、ひび割れなどのトラブルのもとに
なってしまうこともあるので、くれぐれも注意するようにしてください。

目的別の屋根塗料の選び方

塗料の選び方

次に目的による屋根塗料の選び方について解説していきたいと思います。
塗料の種類がたくさんあるなかで、特に選ぶときのポイントになりますので
参考にしてみてくださいね。

チョーキング対策

屋根の外壁の表面が白く粉を拭いたようになってしまうのがチョーキング現象です。
屋根は外に出ているものなので、チョーキングが出てしまうと目立ちます。
比較的新しい建物でも、塗料によって出やすくなってしまいます。
チョーキング対策用おして「ラジカル制御型」の塗料を使うのをおすすめします。
シリコンとフッ素の間にもなる耐用年数ながら、費用も抑えつつ使えると人気の塗料になります。
比較的歴史が浅いものの注目度の高さもあり、チョーキング対策にも向いています。
汚れ防止などの効果も期待でき、屋根の美観を守りたい人にもおすすめです。
外壁のチョーキングは長年の課題でもありますので
いかに優れている塗料なのかがわかってもらえると思います。

耐用年数の長さ対策

できるだけ塗料は耐用年数が長いものを選びたい人もいると思います。
塗料によっても5年程度しか持たないものもあり、都度塗り直しが必要になってしまいます。
この塗り直しの頻度をできるだけ長くしたいのであれば
「フッ素」の塗料を使うのをおすすめします。
メンテナンスをほとんど必要としないこと、日本でも有名な建物などで次々に導入されています。
個人宅では値段が高いなどの理由で使わない人もいるのですが
値段を気にせず、とにかく耐久性重視の人にとっては、フッ素の塗料はおすすめです。
特に屋根は劣化が早いこともあり、フッ素をあえて選ぶ人もいるようです。

自然の力で屋根を美しく

塗料のなかには太陽光によって空気清浄効果や
汚れを落とすなどの防汚性を追求したものもあります。
太陽が当たりやすい家の場合は、きれいな状態を維持できるので
建物の世汚れをしっかりと防ぎます。セルフクリーニング効果も期待でき
メンテナンスが負担になりません。
ただし太陽が当たらないと光媒体の意味がなくなってしまいきれいにはなりません。
また限られた技術になるので、その分価格が割高になることもあります。
セルフクリーニング機能がほしい人におすすめの塗料です。

カビや苔の防止

屋根塗装の塗料のなかでもカビや苔などの汚れの付着を防いでくれるのが「無機」です。
塗料のなかでもかなり高価なものになりますが、耐用年数が長くこまめなメンテナンスを必要としません。
そのため、何度も塗り直しが必要ないなどの理由から注目されています。
ただ塗料としてはひび割れしやすい問題もあるので、定期的に見直すなどの工夫も必要です。
ひび割れをそのままにしていると水漏れなどの原因になります。

ここでおすすめしたのはハイスペックの塗料ばかりですが、安価な塗料ならではの良さもあります。
例えばアクリルは、耐用年数こそ短いものの、費用を抑えたい人に人気があります。
シリコン製は、耐用年数とかかくとのバランスがいいなど良さもあります。

まとめ

屋根塗装で工事を行うときは塗料選びも重要です。
どんな目的を持って塗装を行うのかによっても変わりますし
何度も塗り直しをするものではないからこそ、後悔しないものを選ぶようにしてください。
屋根は外部からの刺激を最も受けやすい場所ですし
どんな塗料を使うのかはじっくりと検討して後悔のないものを選ぶようにしてください。

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